防犯対策 security
不景気が続く中、犯罪も多くなってきてます。特に多発してるのが「住宅不法侵入」です。最も多いのが窓からの侵入です。窓ガラスを破り、手を差し込んでクレセント錠を外して侵入します。泥棒は、ドライバーやバールなどあれば、音もたてずに簡単に侵入してきます。鍵を玄関先の植木鉢の下や、ポストに隠して外出するのも危険です。侵入者はしっかりと観察しています。物だけ盗まれるのならまだしも、そこに家族が居ると思うと考えるだけで怖くなってしまいます。そんな事で、大切な人を失いたくありません。
平成22年の一戸建て住宅・共同住宅における侵入手段
防犯対策の方法 haw to
現在、セキュリティグッズやアイテムは数多く存在しますが、その中でも特に防犯ガラスはかなりハイレベルな防犯になります。一般的に使用されている3㎜透明ガラスは、10秒もかからず割って侵入してくるでしょう。侵入者は5分以内で70%諦めると言われています。10分以内と答えた侵入者は90%に達しています。侵入者は時間をかかるのを嫌がり、ほとんどが諦めてしまうのです。
防犯ガラスとは
合わせガラスとは、2枚の普通のガラスの間に中間膜などの強靭なフィルムを挟み込んだガラスのことを指しています。ドライバーなどでの侵入を未然防いでくれるガラスになっています。
もし割れてもガラスは飛散防止効果もありますし、紫外線カット効果もあります。ちなみに網入りガラス、強化ガラスには防犯効果はありません。
防犯ペアガラスとは
防犯ペアガラスは、室外側から順番に、通常の板ガラス+乾燥空気層+防犯ガラスの構造になっており、より防犯性能の高い製品といえます。
また、室内側に防犯ガラスを使うことで、仮にお子様が誤って物をぶつけても、ガラス片が飛び散らず、ガラスにヒビが入る程度だけですから割れたガラスで怪我などをする心配が少なく、安全なガラスです。
防犯ペアガラスは、ご家庭の一枚ガラス用のサッシにも、アタッチメントを用いることで取り付けることができます。ただし、アタッチメントを使用して防犯ペアガラスを取り付けた場合、網戸を使用することはできません。
破損状況
-
クレセントを回すのに十分な大きさの穴が簡単に開いてしまいました。
-
防犯に効果があると思われがちですが、一枚ガラスと同様に簡単に割れてしまいました。
-
ガラスは割れましたが、ポリカーボネート板があるために、クレセントを回せる穴を開けるまでに、さらに時間がかかりました。
侵入の基本手口
【こじ破り手口】
ドライバーなどで音を出さないようにガラスを破壊し、まわりに気づかれないよう、密かに侵入しようとすること。
【打ち破り手口】
破壊音をあまり気にせずにガラスを破壊し、住人や警備員などが駆けつける前に、数分で目的を達成しようとすること。
耐風圧性について
日本は世界でも指折りの台風の多い国です。それだけにサッシ・ドアにも強い耐風圧強度が要求されます。JISにおける耐風圧性能は、サッシドアが風速に対してどこまで耐えられるか、この風速を風圧力に換算してサッシ・ドアの「耐風圧性」を実現しています。